
01|Claude Code を Crazyrouter に接続するクイックスタートと設定
01|Claude Code を Crazyrouter に接続するクイックスタートと設定#
本記事は Crazyrouter Claude Code シリーズの第 01 回です。今回は「Claude Code を Crazyrouter に接続するクイックスタートと設定」をテーマに、Claude Code の導入と設定を中心に解説します。
接続先の使い分け:Claude Code / Anthropic ネイティブクライアントでは
ANTHROPIC_BASE_URL=https://cn.crazyrouter.comを使用します。OpenAI 互換 SDK、HTTP リクエスト、フロントエンド/バックエンドアプリではbase_url=https://cn.crazyrouter.com/v1を使用します。
本記事の概要#
- 対象読者:Claude Code を利用中の方、中国産モデルの接続を検討している方、またはチームの呼び出し先を Crazyrouter に統一したい開発者。
- 学べること:Crazyrouter のドキュメントに沿って環境変数を設定する方法、ワークフローの組み立て方、Base URL の記述ミスによる
/v1/v1/...問題を避ける方法。 - 事前準備:Crazyrouter コンソール で専用の API Token を 1 つ作成し、Claude Code 接続ドキュメント を参考に基本設定を完了しておくことをおすすめします。
Claude Code のクイックスタートと設定#
Claude Code をインストールする#
システムは以下の最低要件を満たしている必要があります。
オペレーティングシステム: Linux(Ubuntu 18.04+, CentOS 7+) macOS 10.15+, Windows 10+
ネットワーク接続:安定したインターネット接続
ストレージ容量:少なくとも 500MB の空きディスク容量
Node.js をインストールする#
インストールを始める前に、Node.js と npm のバージョンを確認してください。
node --version
npm --version
ローカル環境に Node.js がまだ入っていない場合は、Node.js 18 LTS 以上のインストールをおすすめします。
- ダウンロード:Node.js 公式サイト
- インストール手順:Node.js 公式ドキュメント
Git をインストールする#
インストールを始める前に、Git のバージョンを確認してください。
git --version
ローカル環境に Git がまだ入っていない場合は、利用している OS に合わせてインストール方法を選択できます。
- ダウンロード:Git 公式サイト
- インストール手順:Git 公式ドキュメント
Linux /macOS でのインストール#
# Claude Code をグローバルインストール
sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code
# インストールを確認
claude --version
Windows でのインストール#
#管理者として Powershell またはコマンドプロンプトを開く
# グローバルインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
# インストールを確認
claude --version
Crazyrouter API Key を設定する#
Claude Code を Crazyrouter に接続する場合は、まず ANTHROPIC_BASE_URL と ANTHROPIC_API_KEY を設定します。通常、記事内で空のプロキシアドレスを記入する必要はありません。
Windows PowerShell:
[Environment]::SetEnvironmentVariable("ANTHROPIC_BASE_URL", "https://cn.crazyrouter.com", "User")
[Environment]::SetEnvironmentVariable("ANTHROPIC_API_KEY", "YOUR_CRAZYROUTER_API_KEY", "User")
macOS / Linux:
export ANTHROPIC_BASE_URL=https://cn.crazyrouter.com
export ANTHROPIC_API_KEY=YOUR_CRAZYROUTER_API_KEY
Git、Node.js、Claude Code をスクリプトで自動チェックしたい場合は、Crazyrouter Claude Code 一括設定スクリプト をそのまま利用できます。
コンソールから claude code を起動する#
ターミナルで claude と入力します。その後、claude にログインし、Crazyrouter Token で認証を完了します。
一、基本操作:コマンドと設定が出発点#
ヘルプコマンドを把握し、できることを広げる#
すばやく使い始めたいなら、まずは claude --help から始めましょう。このコマンドでは、利用可能なすべての引数とコマンドが一覧表示されます。たとえば、-p は非対話形式の出力、-c は直近の会話の継続、--model はモデル指定に使います。よく使う引数を覚えておくと作業効率が大きく上がります。たとえば claude -r で過去のセッションを復元したり、--output-format json で構造化された結果を書き出したりできます。
| コマンド | 説明 | 利用シーン |
|---|---|---|
| /clear | コンテキストをクリア | 最初からやり直したい場合、または AI が問題を解決できなくなっていると感じる場合 |
| /compact | 会話を圧縮 | 会話を立て直したいが、これまでの記憶は失いたくない場合 |
| /cost | コスト | 現在のセッションの消費量を確認できる。Crazyrouter コンソールログと照合するのがおすすめ |
| /logout /login | ログアウト/ログイン | アカウント切り替えなどの操作 |
| /model | モデルを切り替え | Token の権限やモデルのホワイトリストに応じて、利用可能なモデルへ切り替え |
| /status | ステータス | 現在の CC の状態を確認 |
| /doctor | 検査 | CC のインストール状態を検査 |
IDE とシームレスに連携し、コーディング中にウィンドウを切り替えない#
VS Code、Cursor などの IDE で Claude Code を使うには、次の 2 ステップだけです。#
-
プラグインをインストール: “Claude Code” を検索し、Anthropic 公式版であることを確認してインストールします。
-
すばやく起動:ショートカット
Cmd+Escape(カスタマイズ可能)で呼び出すか、IDE 画面内の Claude Code アイコンをクリックします。右側にワークスペースが直接表示され、選択したコードの自動コンテキスト投入、diff によるコード変更比較、さらにAlt+Cmd+Kによる選択内容のプロンプト欄への一括送信にも対応しています。
二、主要モード:シーンに応じて切り替え、効率を最大化する#
自動編集モード:確認なしで一括操作#
逐次確認が不要なファイル作成・変更に適したモードです。Shift+Tab を 1 回押すと有効になり、この状態では Claude が編集操作を自動実行するため、手動確認は不要です。たとえば「かっこいい todolist アプリを作って」と指示すると、ファイル生成と変更をそのまま進めてくれるので、何度も確認する手間を省けます。
Plan モード:初期設計に強いモード#
プロジェクト構築や複雑な問題に取り組む場合は、Shift+Tab を 2 回押して Plan モードを有効にします。まず解決方針の枠組みを整理してくれます。たとえば「ピクセルアート風のモバイル向け todolist」を作る場合、技術スタック、画面構成、適応方針などを自動で計画し、確認後に実装へ進みます。納得できない場合は「再計画して」と伝えれば、期待に合うまで調整できます。
Yolo モード:全権限で任せる#
コードのリファクタリング、新規プロジェクトの立ち上げ、複雑な bug 修正では、claude --dangerously-skip-permissions で Yolo モードに入ります。この状態では Claude により高い権限が与えられ、多くの操作を直接実行できます(安全面に注意が必要なため、サンドボックス環境での利用をおすすめします)。起動後も Shift+Tab でモードを調整でき、権限の粒度を柔軟に切り替えられます。
claude --dangerously-skip-permissions
三、CLAUDE.md:グローバルメモリの中核#
チャットボットとやり取りするとき、「システムプロンプト」が重要であり、AI の挙動に継続的な影響を与えることはよく知られています。CC における CLAUDE.md も、それに近い位置づけです。典型的なワークフローは次のとおりです。
初期の CLAUDE.md を作成 → 会話を続け、長さが上限に近づいたら /compact を実行して延命 → マイルストーンに到達したら、進捗に基づいて CLAUDE.md を更新するよう CC に依頼 → 完了まで繰り返す
このように、CLAUDE.md は継続的に効力を持つグローバル変数のようなものです。また、CC が書き込む際はたいてい十分に要約されるため、可読性も良好です。
CLAUDE.md の注意点
- ファイルを長くしすぎないこと。CC はこのファイルをデフォルトで読み込むためです。
- 会話中は手間を省くために claude.md と言っても、CC は理解できます。
- ファイルにはリマインダーを入れておくと便利です。たとえば「CC が成功を宣言するたびに、必ず証拠ファイルのリンクを添えること」や「プロキシサービスのポートは 9890」などです。会話中に、CC に「claude.md の該当部分を確認して」と依頼できます。
- 公式の「#」でドキュメントに入る機能は、GPT によると不安定な bug があるそうです。
四、セッション管理:暴走を防ぎ、効率よく進める#
いつでも一時停止・ロールバックする#
- 作業中に
Escを押すと現在の操作を一時停止できます。たとえば Claude の依存関係インストールがタイムアウトしたり、方針がずれたりした場合、早めに中断することで無駄な操作を減らせます。 Escを 2 回押すと、過去の会話ノードに戻れます(redo 機能はないため、戻る前に確認してください)。- コードが気に入らない場合は、「前回のコードにロールバックして」と直接伝えれば、Claude が以前のバージョンを自動で復元します。
履歴の上限に対応する#
セッションに “Context left until auto-compact: 3%” と表示された場合、履歴がほぼ満杯であることを意味します。この時点で自動圧縮(約 150 秒)がトリガーされますが、/compact コマンドを手動で実行して延命し、会話の中断を避けることもできます。#
履歴の復元と確認#
claude -cで前回の会話に直接入れます。claude -rで過去のセッションを選択して復元できます。途中で終了した作業を再開する場合に便利です。
五、リソース監視とバッチタスク:ペースを管理して無駄を減らす#
token 使用量をリアルタイム監視する#
毎日/毎時どれくらいのリソースを消費しているか知りたい場合は、npx ccusage@latest を実行して日別の使用量を確認できます。npx ccusage blocks --live を使うと、消費速度をリアルタイムで監視できます。速度が速すぎる場合は、git commit など token を消費しやすい操作を手動で処理し、超過を避けましょう。
npx ccusage@latest
バッチタスクを効率よく処理する#
数十件の繰り返しタスク(たとえばドキュメント章の一括生成)を実行する場合は、スクリプト形式の使い方が便利です。
- タスクを 1 行 1 件で
TASK.mdに書き込みます。 - 次のコマンドを実行します。
cat TASK.md | while IFS= read -r line; do echo $line; claude -p "$line" --debug; done
timeout を追加して単一タスクのハングを防ぎつつ、--allowedTools "Edit" で権限を制限して予期しない操作を避けることもできます。並列実行は避けてください。制限に引っかかり、ブロックされる可能性があります。
六、落とし穴と応用:Claude をより “指示どおり” に動かす#
自由度を与えつつ、防御策も用意する#
- auto-accept edits(
Shift+Tabで切り替え)を有効にすると、Claude がファイルを自動編集できます。git のバージョン管理と組み合わせれば、誤操作を恐れずに使えます。 - Bash コマンドを実行する場合は、Docker で環境を分離するか、btrfs ファイルシステムでスナップショットを作成します。権限を広く与えつつ、すばやくロールバックできます。
- セッションディレクトリに ssh key などの機密情報を置かないようにしましょう。別マシンへの操作リスクを防ぐためです。
“見せかけの成果” を徹底的に防ぐ#
Claude はたまに “大げさに言う” ことがあります。たとえば、テストが完了していないのに成功したと宣言するケースです。CLAUDE.md に「成功を宣言するたびに、必ず証拠ファイルのリンクを添えること」というルールを追加し、定期的に「本当に完了した?証拠はある?」と確認しましょう。問題が見つかったらすぐ修正させます。
これらのコツを押さえると、Claude Code は単なる “ツール” から “頼れる相棒” へ変わります。日常のコーディング、プロジェクト管理、バッチ処理のいずれでも、効率を大きく高められます。重要なのは、必要に応じてモードを切り替えること、グローバルメモリを使いこなすこと、そして適切な監視と防御策を組み合わせることです。そうすれば、その価値を最大限に引き出せます。
関連記事#
- 次の記事:第 02 回
- 設定ドキュメント:Claude Code を Crazyrouter に接続する
- API アドレスの説明:Base URL と
/v1の使い方 - 一括設定スクリプト:Crazyrouter Claude Code 一括設定スクリプト
Crazyrouter への接続を始める#
Claude Code、中国産モデル、または自分のアプリケーションを Crazyrouter に統一して接続する場合は、次の順序で進めるとよいでしょう。
- Crazyrouter コンソール で専用の API Token を作成し、プロジェクトまたはチーム単位で権限を個別に管理します。
- Claude Code ではルートドメイン
https://cn.crazyrouter.comを使用します。OpenAI 互換 SDK ではhttps://cn.crazyrouter.com/v1を使用します。 - 環境の自動チェックや設定のすばやい書き込みが必要な場合は、Crazyrouter Claude Code 一括設定スクリプト を使用します。
- デバッグに失敗した場合は、まずコンソールログを確認し、次に API Endpoint の説明 を照合します。特に Base URL に余分な
/v1を書いていないか確認してください。
モデルコストを見積もったり、別のモデルを選択したりする必要がある場合は、まず Crazyrouter の価格とモデルページ を確認し、そのうえでよく使うモデルを Token のホワイトリストに追加してください。





